存在の耐えられないゆるさ。

躁うつはけんOLの脳内記録。

レディーバード

お盆休み前夜。

 

最近ドラマばかりだけど、久しぶりに見た映画「レディーバード」がすごく良かった。

男女別学のカトリック校に通う主人公と高校生の頃の自分がリンクするところがすごくあって、

でも大人目線で現実(奨学金はあとがつらいよ?親がどれだけの苦労をして私立の高校に行かせてくれてるか……)が胸に迫ってくる部分もあった。

 

ドラマは何シーズンにも渡って細かいエピソードや登場人物の色んな表情を見せてくれる。

何が嘘で、何がほんとうか種明かしされることがほとんどで、視聴者の想像に委ねられることが少ない。

 

映画は2時間では全部は伝えきれないから、かなりの部分を見る側に委ねる。

女子高生の将来への期待と不安、友情、恋、初体験、母親との関係、両親の苦悩、ドラマに比べるとかなり断片的だけど、全てのエピソードがちゃんと心に残る。

映像も、主人公の心のフィルターを通して醜かったり美しかったりする。

 

映画をもっと観ないと。

本ももっと読みたい。